日銀の利上げ観測で住宅ローン利用者の7割が「借り換えを検討」 〜全国アンケート調査で家計防衛意識の高まりが明らかに〜

10月末に予定されている日銀金融政策決定会合を前に、住宅ローン金利の上昇観測が広がっています。
お金の相談プラットフォーム「マネーキャリア」を運営する株式会社Wizleapは、全国の住宅ローン利用者200名を対象にアンケート調査行い、すでに借入中の利用者の多くが「借り換え」や「繰上返済」を検討していることがわかりました。金利上昇局面での家計防衛意識の高まりが数字に表れています。
調査サマリー
- 借り換えを「すでに行った/検討中」と回答した人:25.5%
- 繰上返済を「積極的に行いたい」と回答した人:16.0%
- 「今後の金利上昇に強い不安を感じている」人:38.0%
- 「今後2年以内に金利は上がる」と予想する人:76.5%
◾️現在、住宅ローンの「借り換え」を検討していますか?

上記の結果より、住宅ローンの「借り換え」に関して、「興味はあるが行動していない」97件(48.5%)、次いで「検討していない」が52件 (26.0%)、「現在検討中」が46件 (23.0%)、「すでに借り換えを行った」が5件(2.5%)の割合であることがわかりました。また、借り換えを意識をしている人は全体の74.0%という結果になりました。
◾️借り換えを検討する主な理由は何ですか?※複数回答

上記の結果より、借り換えを検討する主な理由は、「金利上昇リスクを避けたい」が100件 、次いで「毎月返済額を減らしたい」が95件、「総返済額を減らしたい」が68件、「将来の教育費・老後資金に備えたい」が21件、「その他」が11件であることがわかりました。
◾️「繰上返済」についてはどう考えていますか?

上記の結果より、「余裕があればしたい」が129件 (64.5%)、次いで「予定はない」が39件 (19.5%)、「積極的に実施したい」が32件 (16.0%)の割合であることがわかりました。
◾️金利上昇に対して、不安を感じていますか?

上記の結果より、金利上昇に対する不安を「多少感じている」が102件 (51.0%)、次いで「強く感じている」が76件 (38.0%)、「あまり感じていない」が17件 (8.5%)、「まったく感じていない」が5件(2.5%)の割合であることがわかりました。また、不安を感じている割合は全体の89.0%という結果になりました。
◾️今後2年以内に住宅ローン金利は上がると思いますか?

上記の結果より、「住宅ローン金利が上がると思う(はい)」が153件 (76.5%)、「住宅ローン金利は上がらないと思う(いいえ)」が7件 (3.5%)、「わからない」が40件 (20.0%)の割合であることがわかりました。
なお、今回調査を行ったユーザーの属性は下記の通りです。

◾️マネーキャリア井村 那奈FP(ファイナンシャルプランナー・マネーキャリア認定専門家)よりコメント
「住宅ローン利用者の多くが今後の金利上昇に不安を抱えており、強い不安を感じる人は全体の4割近くにのぼることがわかりました。「借り換え」や「繰上返済」への関心は非常に高まっており、すでに具体的な検討や行動に移している人も一定数存在しています。背景には、返済額や総返済負担を抑えたいという家計防衛意識の高まりがあり、教育費や老後資金など将来の支出を見据えた計画的な対応を重視する傾向がうかがえます。」
◾️マネーキャリア 井村 那奈

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
<調査概要>
・調査名:住宅ローン金利に関するアンケート
・調査期間:2025年09月11日〜2025年09月25日
・調査対象:20歳~60歳以上
・性別:男女
・調査人数:200人
・調査方法:インターネット調査
・調査主体:株式会社Wizleap
